研究開発スタートアップにジョインして1年が経った採用担当のアレコレ

 
Jij採用担当の松尾です。2021年6月にジョインして丸一年。Jijで働いて感じたアレコレを書いてみます。
まずは自己紹介。フリーランスのリクルーター歴10年。急成長期のTech・Game・Webメディアなどの企業を渡り歩き、採用戦略・採用実務・仕組みづくりなど、採用に関わる全てをまるっと担ってきました。そして7社目のJijは、これまで経験してきた企業とは一線を画す、かなりDeepな領域の研究開発スタートアップです。
ちなみに私が企業にジョインする時の軸はただ一つ。「この会社とサービスを誇りに思えるか」私が会社やサービスを心から愛することによって、候補者に嘘偽りなく心からこの会社を薦められます。「採用担当としては本来こうありたいよね」という想いを実現できたのがJijです。
さて、Jijは2021年以降一緒に働く仲間がどんどん増え、今ではエンジニアや研究開発者を中心に当初の3倍の規模の組織になりました。
しかし、私がジョインした当時は全く応募がない日々が続き途方に暮れていたのです。スタートアップは採用にかけられる予算が控えめなので、初期費用やランニングコストが高額なサービスは使えません。そしてエージェントさんにじゃんじゃん頼ることもできません。なので、制約条件の中でいかに成果を出すかを試されている期間でした。これまで通用したリクルーティング手法が使えない!応募がこない!候補者がいない!私がジョインした意味がない!そうなると限られた資源を死に物狂いで使って成果を出すほかありません。とにかくダイレクトツールを活用して毎日毎日泥臭くPDCAを回した1年だったなぁと振り返っています。苦しい時期もありましたが、結果的に組織規模が3倍になった理由がいくつかあると思っています。
ここからは、リクルーター視点で感じる「Jijが大事にしていること」を紹介します。

平均年齢29歳の組織にも関わらず成熟したメンバーは、互いを大いにリスペクトしている

・年齢や立場や役割に関係なく、フラットに議論し、意見をぶつけ合う。そして否定はしない。
・ぐちゃぐちゃした感情論は一切なく、論理的にスマートに物事を進める。が、誰もが心が温かい。
・それぞれが尖った専門性を持っているが、足りないことは惜しみなく互いに知見をシェアする。
・どんなレベルの質問をしてもわかりやすく期待以上の回答をしてくれる。
・みんながオープンコミュニケーション心がけているので、どんな立場でも同じ情報を共有できる。

カジュアル面談の段階からCEOとCTOが候補者と会う

・経営メンバーがカジュアル面談に登場するのは非効率的か効率的か?
→2人に会ったエンジニア候補者の98%が本選考を希望するという圧倒的なデータがあります。

採用選考時の技術テストはじっくりコミュニケーションを取りながら進める

・企業と候補者のミスマッチリスクをなるべく少なくするために、あえてじっくりコミュニケーションを取りながら進めるスタイルで実施。
→「選考にスピード感がないと途中辞退者が増えるよ」というのは採用の世界のセオリーですが、Jijの技術テスト選考では途中辞退者がいないのです。

採用面接は「選考」ではなく「対話とマッチング」

・採用面接というと、面接担当が質問して候補者が回答するスタイルが王道。
→Jijの面接では面接担当と候補者はあくまでも対等な関係で、「お互いに相手をよく知る」ために自然な会話でコミュニケーションを深めることを大事しています。一瞬これって面接なの?と思うことがありますが、結果的にはお互いがお互いを見極める場としてとても有効なスタイルだと感じています。

働く場所、働く時間、仕事の進め方、服装、休暇は全て自分が決める

・信頼関係が前提にあるので、個々が主体的に判断できる環境がある。
→コロナ禍以降に就職した世代は「自由に選べないことにストレスを抱えがち」という傾向があるらしいですが、JIjはコロナ禍以前から「選べる自由」が当たり前にある会社です。
 
いかがでしょう?Jijの雰囲気が少し垣間見えたでしょうか?
なお、ジョイン当初から各社員にインタビューをしてきました。Jijの特徴を色々な角度から語っているのでぜひ読んでみてください。今後も続々と更新していきます。
これからもJijのリクルーターとして、最先端技術によって社会実装していきたいと思っている方々に出会い、ベストなマッチングができるよう動いていきます!