最適化エンジニア 篠原秀人
今回は最適化エンジニアとして活躍している篠原さんにインタビューしました!
Jijに入社した理由を教えてください
僕は、Jij創業当初から縁あってインターンで働いていました。インターンで働く中で会社の社風やメンバーの特徴、働き方などをリアルに感じることができたことが入社につながっています。具体的なポイントは3つあります。1つ目は大学院博士課程を卒業(または在籍)しているメンバーが多く、能力が高くて仕事が抜群にできる彼らと一緒に働きたいと思ったことです。2つ目はメンバーと目線や考え方が似ているので、対等に議論したり自由に提案をし合ったりできるような刺激的な環境があったことです。そして3つ目は働き方。今でこそリモートワークは当たり前になりましたが、当時はまだ珍しい働き方でした。通勤時間を他のことに当てられ時間を有効に使えることは、やりたいことが沢山ある自分にとって非常にメリットがありました。また服装も自由で、時間に縛られないことも魅力的でした。インターンと並行して就職活動もしていましたが、興味のある分野である「数理最適化」を社会の課題解決に生かせる仕事ができるということ、また先ほどの3つのポイントを踏まえ、Jijに入社することがベストな選択だと判断しました。入社して3年目になる今も当時の決断に間違いはなかったと思っています。
現在の担当業務とやりがいを教えてください
現在は最適化エンジニアとして、大きく2つのカテゴリーの業務を担っています。8割ほどを占めているものは、クライアントが持つ最適化課題に対し数理モデリングを行う業務です。具体的には、事業会社から例えば「人員削減」「機械の稼働コスト減」などの相談が入り、その課題に対して「数学的にどのような形にして、どのように解くか」までの道筋を作り想定される結果を可視化するところまでが一連の業務になります。これまで、通信業やエネルギー、金融など様々なクライアントに対する実績があります。この仕事では、世の中の課題を数学の問題に置き換えて解くことで事業会社のビジネス課題の解決に直接貢献できるので、非常にやりがいを感じています。ただ現状は一人で担当しているので、わからないことや迷う部分が生じたときに気軽に相談できる相手がいなく、自分で調べて解決するしかありません。今後は同じ業務を担当する仲間を増やし、一緒に議論しながらより良い課題解決をしていきたいです。
もう一つの業務は量子力学を用いたアルゴリズムの研究開発です。これは量子コンピューターが精度高く解を返してくれるよう、解きやすい形で問題を投げかけるといった上位レイヤーのアルゴリズムに関する業務になります。これら2つの業務を並行して進めています。
今後どんなことにチャレンジしていきたいですか
現在の業務である事業会社の課題解決にさらに多く関わっていきたいと思っています。「ドローン宅配の最適化」や「フードデリバリーの最適化」など僕たちが身近に感じる課題はもちろん、これから先も実社会における多くの分野で課題は出てくるはずです。それらの課題を自身が関わったアルゴリズムや自社のプロダクトで解決できることは、Jijだからできることです。実社会への具体的な貢献が僕自身のモチベーションにつながっているので、これからも困難な課題にどんどんチャレンジしていきたいです。
候補者へのメッセージをお願いします
僕はJijという会社をもっともっと世の中に広めて多くの企業にJijのサービスを知ってもらいたいと思っています。なので、一緒に働く人には、Jijという会社・仕事・仲間を好きになって欲しいですし、一緒にJijを広めていってもらいたいです。また、せっかく一緒に働くので明るくて面白い雰囲気で仕事ができるといいなと思っています。
欲を言えば、大学時代に学んだ中で”これは得意だ!”と言えるようなモノがある方に入社していただけたら嬉しいですし、僕もそのような方と切磋琢磨して成長していきたいです。現段階で「知識が足りないかも...」という方でも、入社後に勉強できる環境や機会がたくさんあるのでぜひ応募していただきたいです。