最適化エンジニア 後藤達也

 

この一年で、役割・業務・やりがいなど、どんな風に変化しましたか?

最適化エンジニアとして企業とのプロジェクトを担当しています。前回のインタビュー当時もいくつかのPoCプロジェクトを担っていましたが、その頃からの大きな変化は、プロジェクトの規模感です。
現在大手企業のエネルギーに関するプロジェクトを推進していますが、プロジェクトの期間・数理モデルの大きさや制約の数・実装工数など、全てにおいて規模が巨大化しています。その中で、私はプロジェクトマネジメントの立ち位置として、タスクを適切な工数や分担で円滑に推進できるよう顧客企業担当者とのやり取りも含めて調整を行っています。それ以外にも、数理モデルとインスタンスデータの実装や、他メンバーが担当しているアルゴリズムの結果を資料としてまとめる役割などをマルチに担っています。
一方で、Jijが開発したソフトウェアや機能をプロジェクトの中で活用し、社内の開発チームに適切にフィードバックをすることでプロダクトがさらにブラッシュアップされるよう働きかけることも私のタスクの一つです。
このプロジェクトを通してエネルギー分野の実用的な問題に対峙することで手法の有効性が示せたら、顧客企業のコスト構造改革の手助けなどをはじめとした、エネルギー業界全体の問題解決に貢献できると考えています。
今はこの大型案件に集中し成果を出すことに尽力をしていて、それがやりがいに繋がっています。
 

この一年で変化した、新たな目標やチャレンジしたいことは何ですか?

短期的には、担当しているプロジェクトを通してJijのプロダクトにいいフィードバックを与えていき、機能改善に繋げていくことが目標です。特に、JijZeptの一機能であるMINTOの開発に関わっていたこともあるので、この機能に対しては特に注力したいと思っています。Jijは社会課題への取り組みを通して自社のソフトウェアをブラッシュアップし、さらにそれを活用することでさらなる課題解決を図ることをミッションとしています。私自身もその一翼を担っていきたいと考えています。
一方、長期的には、プロジェクト推進の中で自分ができることを増やしていきたいと思っています。例えばプロジェクトの案件獲得や、法務・知財関係の知識を習得し活用することです。
また別の視点でもう一つの目標があります。それは、Jijのプロダクトを開発者と同レベルで理解することです。今は、プロジェクトを通してJijプロダクトを利用するユーザーとしての側面が強く、プロダクトの中身や裏側の把握が不十分だと感じます。なのでソースコードを読んで背景を知るなどの取り組みを行うことでプロダクトに対する理解をより深めていきたいと考えています。かなりの時間がかかると思いますが、長期戦で進めていきたいと思っています。
 

改めて、Jijの特徴を教えてください

Jijではフルリモート勤務が推奨されているため、9割のメンバーはテレワークをしています。このような業務環境故に、ディスコミュニケーションから成果に繋がらないといった状況を作らないために、リモートだからこそ意見が言いやすい環境をCEOを中心に作っています。例えば、業務上の課題や相談があればSlackのtimesというチャンネルでつぶやくと、メンバーの誰かがすぐに返答してくれて解決に繋がります。また、どんなジャンルの会議でも、SlackのHuddleでメンバー同士が議論をしていれば誰でも参加していいというルールがあるので、例えばエンジニアが事業戦略の議論を聞いたり、情報を得ることが可能です。
このように困った時や知見・知識を得たい時は、お互いに対応し合って課題解決につなげようという意識が各メンバーに備わっていること、そして環境も整っていることは、Jijならではの特徴です。
 

仕事以外に興味のあることや休日の過ごし方を教えてください。

最近はプライベートの時間は結婚式の準備に追われていて、衣装選びや式の段取りなどやるべきことが多く、忙しく過ごしています。
最近新しく始めたこととしては料理があります。元々は掃除・洗濯などが自分、妻が料理という分担でしたが、最近は妻の仕事が忙しいため自分も料理が出来るようになれたらとチャレンジし、今では日々の楽しみの一つとなっています。
また、時間がある時にはランニングをして体力作りにも励んでいます。
 
 

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